私が会計の世界に踏み込んだのは、身近な出来事がきっかけでした。私が学生のころ、懇意の間柄であった経営者が、倒産の憂き目にあってしまいました。その経営者は「数字が読めなかったために、結局どんぶり勘定だった」と、その原因の一つを明かしてくれました。倒産から再起を図るまでの一部始終をお聞きするに、ビジネスを成功させるためには、最低限基本的な数字に関する理解が必須ではないか、と強く思うようになりました。そのようなきっかけから大学で数学を学び、会計士の資格を取得し、以降、一貫して会計・税務の分野に携わっております。
仕事柄、様々な経営者にお会いしますが、成功する方は、しっかりした経営理念、ビジネスチャンス・リスクを嗅ぎ取る直観力をお持ちの一方で、ビジネスを数字に落とし込む論理的な思考パターンを身につけておられます。しかし、そのような能力を独力で身につけるまでには、通常多くの紆余曲折があります。おそらく、経営の節目で羅針盤となってくれる、強力な参謀を得る事が理想的でしょう。
私は様々な相談者に対し、そのような参謀役になると同時に、専門的知識とノウハウ、様々な人脈で支え、悩みを共有し解決できる良き相談相手となることを目指しています。